英語教育に関する
ヤバいキーワード

留学プログラム

“留学すれば英語が出来るようになる”と、いうのは幻想です。

アメリカに留学しさえすれば、メジャーリーガーになれると言っているようなものです。

若いうちに異文化に触れておくことは素晴らしいことです。そのことによって、自国の文化的な理解も、より深まることでしょう。

幕末や明治、開国直後の日本で、先進諸外国の知識を吸収することが死活問題だった頃はともかく、現在では、交通手段の発展やインターネットの普及によって、文化間の差異は小さくなっています。大学院レベルで最先端の学問を追求することを除けば、海外留学の持つ意味が小さくなっている気がします。

きちんとしたプログラムを持っている教育機関で学べば、日本人が日本にいても、英語を確実に身に付けることは出来るのです。当スクールで実際にしばしば聞く話ですが、海外に一度も出たことのない生徒が、英語の上手な帰国子女と間違われることは難しくないのです。

留学前に、現地の同世代の若者と同等とまではいかないまでも、それに近い英語力を身に付けて現地に行けば、“言葉の壁”によって苦労することもありませんし、もっと有益な文化交流や、自分の知的成長を促す学習と経験ができるでしょう。

語学留学ではなく、もう一つ上の中身のある「留学」を目指したほうがいいのではないでしょうか。